赤ちゃんを育てていると、ミルクを作る以外だけでなくミルクが出来るまでの繋ぎや水分補給のためなど、意外に水を飲ませる機会があります。
はじめのころはペットボトル入りの水で事足りますが、大きくなるにつれてそれだけでは間に合わなくなり、水道水を使用することも考えるかもしれません。
しかし日本の水道水は安全性としては問題こそありませんが、内蔵機能の未発達な赤ちゃんにそのままあげるのは避けるべきです。
今回は、赤ちゃんに水道水をあげるのを避けるべき理由と、湯冷ましなどの処理を施した水であればいつからあげていいのかを調査しました。
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この記事を読むと分かること
- 赤ちゃんに水道水をそのままあげるのは避けるべき
- 水道水を利用してミルクを作るのは大丈夫
- 湯冷ましは離乳食の始まる生後6か月くらいから少しずつ
水道水は赤ちゃんにそのままあげるべきではない
赤ちゃんにミルクを与えるとなると飲み残したり、作った分では足りなくて作り直したりと、水、特にお湯の回転量に驚かされるはずです。
生まれてしばらくのころには、購入したペットボトルの水などで事足りるのですが、大きくなるにつれて一度に飲む量も回数も多くなるため到底買い置きの水では足りずに、何度も水を買うということになるかもしれません。
2Lのペットボトルは大手スーパーや通販サイトで格安に買うことが出来ますが、持ち運びの手間だとか、宅配のタイミングだとかで何かと苦労することは想像に容易いでしょう。
ではペットボトルの水では追い付かなくなった場合、安全性に問題がなければ水道水を利用してミルクを作ったり、水道水をそのままあげても問題はないのでしょうか?
水道水を使用してミルクを作っても大丈夫?
今日主に流通している日本製の粉ミルクなどは、水道水を利用して作ることを前提にして日本の水道水に合わせたミネラル調整がされています。
そのため水道水の味があまりよくないだとか健康上に不安があるといった場合以外には、おおむね水道水を沸騰させ70度まで冷ましてからであれば使用しても問題はありません。
水道水に含まれる物質については水道水を飲むのは危険?水道水に含まれる危険物質と安全な飲み方を紹介で触れていますが、極めて微量であるため徹底的に避けたりする必要はありません。
とはいっても、地域によっては水道水自体の硬度に大きな差があり、ミネラル分が豊富に含まれている硬水が水道から出る地域もあるでしょう。
その場合、水道水を使用するのは避けて軟水のミネラルウォーターやウォーターサーバーを利用するようにしてください。
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水道水を使用したミルクの正しい作り方とは?
ミルクを作るとき最も気を付けるべきことは、衛生面に気を配り雑菌の侵入を防ぐことです。
必ず煮沸消毒などを施したきれいな哺乳瓶や吸い口を使用し、水は沸騰させたものを70度まで冷ましてから使うようにしましょう。
用意が整ったらまずは粉ミルクなどのパッケージに記載されている適量のミルク粉末を瓶に入れ、お湯を注ぎよく振り溶かし、瓶ごと人肌程度にまで冷ましてから赤ちゃんにあげます。
流水にあてて冷やすのが理想なのですが、出先などで難しいという場合には記載量のお湯をいくらか減らして溶かし、不足分をミネラルウォーターなどで補うことも可能です。
この時、使用するミネラルウォーターは雑菌などが入り込むことのないように未使用のものなどを使用するようにしてください。
水道水をそのまま赤ちゃんにあげるのを避けるべき理由は?
大人と比べるとはるかに内蔵機能の未発達な赤ちゃんには、水道水に含まれる成分は負担が大きいため水道水をそのまま与えたりすることは避けるべきだと言われています。
確かに日本の水道水は高い衛生管理のもと、世界レベルで見ても安全性の高いレベルのものが供給されていますが、その高い衛生状態を維持するために含まれている塩素などの物質はたとえ微量であっても赤ちゃんの胃腸に大きな負担を与えます。
ある程度大きくなると水道水に含まれる塩素の量は問題ないですが、体も小さく免疫系もまだ弱い赤ちゃんには与えないことがベターだと言えるでしょう。
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赤ちゃんに与える水はどんなものがおすすめ?
赤ちゃんに水分補給などの一環として水を与える場合、注意すべきはあくまでもメインとなるミルクや母乳です。
というのも赤ちゃんはミルクや母乳で栄養分と水分を補給しており、気を付けなければすぐに水分の過剰摂取となってしまうためです。
水を摂りすぎてしまうと成長に必要な栄養分を摂取するのを阻害してしまうので、水を与える場合はスプーン一杯ずつを目安に与えるようにしてくださいね。
赤ちゃんにあげるおすすめの水はRO水
赤ちゃんにあげる水は、少しでも良いものを選びたいですよね。
そこでおすすめなのが、ウォーターサーバーやミネラルウォーターの中でも特にRO水と呼ばれる水。
RO水というのは、特殊な超微細フィルターで不純物などをろ過した水のことであり、安全性の高い軟水でありながら低コストであることが魅力的です。
RO水と天然水について比較したRO水と天然水はどっちがいい?違いやメリット・デメリットを徹底比較では、その魅力やどんな人におすすめかなど詳しくまとめています。
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赤ちゃんに水道水の湯冷ましをあげるならいつからOK?
未発達な内蔵機能に負担を与える水道水なのですが、実は離乳食が始まる生後6か月からは湯冷ましであれば徐々に与えても大丈夫とされます。
湯冷ましとは、水道水を10分から15分程度沸騰させ続けて冷やした水のことを指します。
もともと安全性の高い水道水ですが、湯冷ましにすることで含まれている物質を除去することが可能です。
湯冷ましは再加熱や長時間にわたっての作り置きが出来ないことが難点なのですが、赤ちゃんの内蔵に与える負担を軽減できますよ。
お湯と白湯、湯冷ましの違いについては白湯とお湯の違いとは?作り方・飲み方・効果などを徹底解説で詳しく解説しているため、こちらも参考にしてください。
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赤ちゃんが摂取すべき一日あたりの水分量とは?
大人が一日あたりに2L水を摂取するのを推奨されるように、赤ちゃんにも一日当たりに摂取すべき水分量があります。
赤ちゃんが一日に摂取すべき水分量は、体重1㎏あたり150mlで計算することが可能です。
とはいっても赤ちゃんの場合には、ミルクや母乳あるいは離乳食でも水分を補給しているため、この場合の摂取すべき量はそれらの合計となります。
【まとめ】赤ちゃんに水道水をそのままあげるのは危険?湯冷ましはいつからOK?
今回は、赤ちゃんに水道水をあげるのを避けるべき理由と、湯冷ましなどの処理を施した水であればいつからあげていいのかを調査してきました。
赤ちゃんは大人と違い、身体も小さく内蔵機能も未発達であることから、水道水をそのまま与えてしまうと体に負担をかけてしまうことになります。
とはいえミルク作りであるとかそういった面で少しづつ水道水を使い、身体の成長に合わせてだんだん水道水を飲むことに慣れていくことが重要です。
日本の水道水は安全性も高く、軟水であるため日本人の体質にも適しています。
たとえ水道水に含まれている物質が気になる、という場合でも赤ちゃんのすべての水から水道水を排除するのでなく、うまく使い分けて利用していくようにしましょう。
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本記事の作成における参照元
- 公益財団法人|水道技術研究センター
- 東京都水道局|水道水質基準
- 厚生労働省|水道水質基準について
- J‐STAGE|水道水の飲料携帯を規定する要因評価および飲用形態選択モデルの構築
- 公益社団法人日本小児科学会|「食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値100Bq/キログラムを超過する濃度の放射性ヨウ素が測定された水道水摂取」に関する、日本小児科学会、日本周産期・新生児医学会、日本未熟児新生児学会の共同見解