水に含まれるミネラル成分を解説!毎日飲むから知りたい知識!

「天然水やミネラルウォーターにはどんな成分が入っているの?」
「水に含まれるミネラル成分がどのような働きをするのか知りたい」
毎日当たり前のように飲んでいる水ですが、その中にどのような成分が含まれているかをご存知でしょうか?
水は種類よって含まれているミネラルの種類や量が異なり、それぞれに違う味わいや健康効果があるという特徴を持っています。
今回は水に含まれているミネラル成分や、ミネラルの含有量によって変わる水の特徴などを解説していきます。
後半では安全でおいしい水を飲む方法についてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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この記事を読むと分かること
- 水にはカルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分が含まれている
- 水は人間が健康に生きるうえで必要不可欠な働きをしている
- 水は含まれるミネラルの成分や量で種類が分類されている
- 美味しい水を飲むには浄水器やウォーターサーバーの導入がおすすめ
水にはどんな成分が含まれている?
当たり前のように飲んでいる水ですが、一口に「水」といってもそれぞれ特徴や違いを持っています。
そのひとつが水に含まれているミネラルの量や種類の違いです。
天然水や水道水に含まれている成分の違いについて、詳しく確認していきましょう。
天然水・ミネラルウォーターに含まれる成分
天然水やミネラルウォーターにはカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムといったミネラルが含まれています。
これらは「4大ミネラル」と呼ばれ、筋肉や神経がスムーズに動けるよう働きかけたり、細胞の水分バランスを保つなどの働きをします。
ちなみに、ペットボトルの水に「軟水」や「硬水」と表示されていますが、水分の中に含まれているカルシウムとマグネシウムの量によって分別されていることをご存知でしょうか。
ざっくり言うとミネラルが少なめなのが軟水で、ミネラルが多めに含まれているのが硬水です。
後ほど、各ミネラルの働きや「軟水」「硬水」の特徴についても詳しく解説します。
日本の水道水に含まれる成分
日本の水道水には、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムに加えてケイ素なども含まれています。
天然水やミネラルウォーターとの違いは、浄水する過程で塩素が使用されていることでしょう。
そのため、微量ですが水道水には塩素も含まれており、これが「残留塩素」としてカルキ臭の発生原因となっています。
塩素を摂取すること自体に問題はないのですが、風味が良いとは言えませんよね。
ちなみに土地によって地殻物質が異なることから、水道水に含まれる成分も地域によって異なるという特徴を持っています。
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水に含まれるミネラル成分は健康に必要不可欠
私たちの身体の大半は水分が占めており、健康のために必要不可欠な要素です。
水分が不足すると喉が渇き、脱水症状によってめまいや吐き気を及ぼして最悪の場合は死に至ります。
子どもであれば人体の約70%、大人なら60~65%を水分が占めていることをご存知でしょうか?
必要な水分量を下回ると喉の渇きを感じ始め、危険水域まで下がると脱水症状が引き起こされます。
水が体内で行う働きは大別すると、以下の4つとなります。
水が体内で行ってくれる働き
水が体内で行う4つの働き
- 栄養や酸素などを各臓器に送り届ける
- 溜まった老廃物を外に出す
- 体温や血液の濃度を調整する
- 細胞の適切なバランスを保つ
このように生命の維持活動に必要な水分ですが、発汗、呼吸、排泄などにより1日に約2.5Lが体から出ていってしまうと言われています。
食事で約1Lの水分を摂取できるので、それ以外を飲み水から吸収することでバランスを取らなくてはなりません。
ミネラル成分により健康が保たれる
水道水や天然水の中には複数のミネラルが含まれており、それぞれが異なった働きをします。
水分に含まれる代表的なミネラルはカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムの4種類です。
それぞれのミネラルの働きを分かりやすく表にしてまとめました。
成分名 | 効果 |
---|---|
カルシウム | ・骨や歯を丈夫にする ・筋肉や神経が正しく機能働くようにする |
マグネシウム | ・筋肉や神経の働きを維持しつつ、ビタミンや酵素を活性化する |
ナトリウム | ・細胞の内側と外側の水分量を調節し、体内の水分量をキープする |
カリウム | ・老廃物を排出し、血圧を下げる ・むくみを和らげる働きを持つ |
これらの栄養素が神経や内臓の動きを潤滑にして、健康的な生活を送る手助けをしてくれています。
水の健康効果については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
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水に含まれるミネラル成分の量で名称が変わる
それぞれ水の中に含まれるミネラルの量によって、軟水や硬水といった種類に分類されています。
ここからは「軟水」「中硬水」「硬水」「RO水」のそれぞれの特徴について解説します。
ミネラル成分が100mg/L以下の水は軟水
水分中に含まれるミネラル成分が100mg/L以下の水は「軟水」と呼ばれ、実は日本で採れる水のほとんどが軟水と言われています。
ミネラルの量が少ないため、口当たりはまろやかでクセがなく多くの人に好まれる味と言えるでしょう。
また、軟水は赤ちゃんのお腹に負担を与えないため、ミルク作りに用いられることも多いです。
ほぼ無味無臭に近いため、繊細な風味を特徴とする和食づくりに向いているとされています。
ミネラル成分が101~300mg/Lの水は中硬水
中硬水はその名の通り、軟水と硬水の中間地点に位置する水のことです。
硬水よりもミネラルが少なく、独特の風味やクセが少ないのでちょうどよい口当たりが特徴ですね。
また、軟水よりもミネラルが多いため、普段の食事では不足しがちなミネラルを効率よく摂取することが可能です。
硬水と比較して風味のクセは少ないため、中硬水は料理や飲み物に問題なく使用できるでしょう。
中硬水に関する詳しい情報は、以下の記事でも解説しているので、あわせてチェックしてみましょう。
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ミネラル成分が301mg/L以上の水は硬水
ミネラル成分が301mg/L以上の水は「硬水」と呼ばれ、主にヨーロッパ周辺で採水されます。
軟水よりもカルシウムとマグネシウムの含有量が多く、独特の苦みなどクセのある味わいが特徴的ですね。
日本では軟水が主流であるため、硬水は苦手だという方も多いですがミネラルの含有量は多いため、健康への意識が高い方に好まれている傾向にあります。
ROフィルターでミネラル成分を除去した水はRO水
RO水とは、ROフィルターによって不純物を除去した水のことです。
ミネラルが多すぎると赤ちゃんの内蔵に負担が掛かると解説しましたが、RO水も軟水同様に赤ちゃんのミルク作りに向いている水と言えます。
不純物を除去できると聞くと素晴らしいメリットのように感じますが、水の風味や味わいの元であるミネラルも一緒に除去されてしまうデメリットもあります。
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毎日手軽に水に含まれるミネラル成分を補給する方法
ここまで、ミネラルの量によって異なる水の種類・特徴について解説しました。
最後に、毎日手軽に美味しい水を飲む3つの方法をお伝えします。
ペットボトルのミネラルウォーターを購入する
最も簡単に美味しい水を飲む方法は、ペットボトルでミネラルウォーターを購入することでしょう。
街中の自動販売機やスーパー、薬局など、どこでも手軽に購入できますね。
また、日本の銘柄だけでなく、海外産のミネラルウォーターもすぐに手に入れることができます。
必要な時に必要な量だけ美味しい水を飲みたい方にとっては、ペットボトルのミネラルウォーターを購入するのがおすすめです。
自宅の水道に浄水器を導入する
自宅で美味しい水を飲みたい人は、浄水器を導入するという選択肢もあります。
蛇口に取り付けるタイプが主流となっており、取り付けそのものは非常に簡単で費用も掛かりません。
すぐに美味しい水が出てくることは大きなメリットですが、不純物を取り除くという性能上、種類によっては体に必要なミネラルまで取り除かれてしまうデメリットもあります。
また、浄水するためのカートリッジも比較的寿命が短く、交換の手間がかかる点も面倒なポイントでしょう。シンクに直接取り付ける「ビルトイン型」の浄水器もありますが、初期費用が嵩んでしまうのがネックです。
値段を気にせず、美味しい水が飲めれば大丈夫という人には浄水器が向いているでしょう。
ウォーターサーバーを利用する
ウォーターサーバーは最もコスパ良く、ミネラル豊富な美味しい水を楽しむことができます。
また、温水機能があるため、赤ちゃんのミルク作りや健康のための白湯づくりも手間がかかりません。災害時に水道が止まってしまったときにも緊急時のライフラインとして水を使うことができるでしょう。
ただ、ウォーターサーバーは様々な機能が付いて手軽に美味しい水を飲めますが、ボトルの交換に苦労するというデメリットもあります。毎日口にするので、衛生管理としてお掃除やメンテナンスも欠かせません。
細かいお手入れが気にならない方や、ミネラルの豊富な美味しい水を手軽に飲みたい方にはウォーターサーバーの利用が向いているでしょう。
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水に含まれるミネラル成分まとめ
今回は、水の中に含まれているミネラル成分の種類や働きについて解説しました。
水は健康的な生命の活動に必要不可欠な存在であり、含まれているミネラル成分について知るとことで自分に必要な栄養バランスが分かるようになってきます。
また、カルシウムとマグネシウムの量で水の種類が分別され、それぞれに特徴とメリットがあるので自分に合った水を知る参考になりますね。
ぜひこの記事をきっかけにして、普段飲んでいる水について興味や関心を持ってみてはいかがでしょうか?
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