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アルカリイオン水をそのまま赤ちゃんにあげると死亡する危険がある?

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アルカリイオン水 赤ちゃん

「赤ちゃんにアルカリイオン水をそのままあげると、死亡する危険があるって本当…?」

美容や健康に効果があることで人気のアルカリイオン水ですが「赤ちゃんにそのままあげると死亡する」という噂を聞いて、不安になっている方も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、赤ちゃんにアルカリイオン水をそのままあげて死亡したという事例は一切ありません

ただし、アルカリイオン水は赤ちゃんの飲み水やミルク・離乳食を作りにも利用できる安全な水ですが、その選び方に注意が必要です。

今回はアルカリイオン水を赤ちゃんに与えると死亡する危険性があるのか?など、アルカリイオン水に関するさまざまな疑問について詳しく解説します。

この記事を読むと分かること

  • アルカリイオン水をそのまま飲んだことによる赤ちゃんの死亡例はない
  • pH値の高いアルカリイオン水や硬水は赤ちゃんの内臓の負担となる
  • そのまま水を与えるのは生後3ヶ月から、軟水でpH値7.4に近いものが良い

アルカリイオン水は赤ちゃんにあげると死亡する危険がある?

アルカリイオン水 赤ちゃん

アルカリイオン水は胃腸の調子を整え、肌トラブルを改善する効果が期待できることから「健康に良い水」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

一方で飲みすぎや体調・体質によっては、下痢や腹痛などの消化不良を起こす可能性があります。

胃腸トラブルの危険性もあるアルカリイオン水が、内蔵機能がまだ未発達の赤ちゃんにとって強い刺激となり死亡する危険性があるのではないか、健康や発達上の問題はないのかと不安になる方もいらっしゃることでしょう。

そこでまず始めにアルカリイオン水が赤ちゃんの死亡原因になる可能性があるのか、危険性はあるのか詳しく解説していきます。

アルカリイオン水を飲んだ赤ちゃんの死亡例は確認されていない

結論から言うと、アルカリイオン水を飲んだことによる赤ちゃんの死亡例は現在確認されていません

アルカリイオン水は赤ちゃんでも安心して飲める水としてさまざまなメーカーから販売されており、飲み水やミルク用・離乳食の水として幅広く利用できます。

しかし、体質や発達段階によっては下痢・嘔吐など体調に変化がある場合がありますので始めは少量ずつ様子を見ながら飲ませるといいでしょう。

pHの高いアルカリイオン水は赤ちゃんには危険

アルカリイオン水とは、水を電気分解して作られたpH値が8~10の弱アルカリ性の水です。pH値とは水素イオンの濃度を表す数値で、アルカリイオン水を選ぶ一つの基準となります。

健康な人の体内はpH値7.4前後ですが、ストレスが多い生活をしていたり糖質・脂質の過剰摂取で食生活が乱れていたりすると、pH値は徐々に低下し酸性に傾きます。

アルカリイオン水は弱アルカリ性であるため、酸性に傾いた体のバランスを整え健康維持に効果があると考えられていますが、赤ちゃんの場合は体の発達がまだ未熟なためpH値の調整が上手くいきません。

そのため、赤ちゃんにあげるアルカリイオン水はなるべくpH値が7.4に近いものを選び、負担が掛からないように注意しましょう!

内臓が未発達な赤ちゃんは腹痛・下痢を起こす危険性がある

アルカリイオン水にはミネラル成分が含まれていますが、赤ちゃんの内臓機能では体内に取り込んだマグネシウムやカルシウムの分解を上手く行えない可能性があるのです。

そのためアルカリイオン水の摂取が赤ちゃんの体の負担やストレスとなり、腹痛や下痢などの消化不良を起こす危険性があります。

先ほどもお伝えしたpH値が7.4に近い水を選ぶだけでなく、始めは少量から与え赤ちゃんの様子をみて少しずつ量を増やしていくことでその危険性は回避できます。過剰に怖がらず取り入れ方に注意しましょう。

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赤ちゃんはいつから水が飲める?

アルカリイオン水 赤ちゃん いつ飲める

生後すぐは母乳やミルクから水分や栄養を摂取している赤ちゃんですが、いつからそのままの水を飲むことができるのか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

外出先では思うように授乳ができなかったり、夏場で汗をたくさんかくようになったり、赤ちゃんの成長が進むにつれて水分補給のために水を与える機会が徐々に増えていきます。

ここでは、赤ちゃんがそのまま水を飲むことができる月齢について詳しく解説します。

水をそのまま飲むことができるのは生後6ヵ月から

赤ちゃんは生後6ヵ月目までは1日に何度も母乳やミルクを飲み、水分補給をしたり栄養を摂取しているため、無理に水を与える必要はありません。

離乳食が始まる生後5~6ヵ月を過ぎた頃からスプーンなどで慣らしていき、汗をかいたときや外出先などでなかなか授乳ができない時の水分補給として水を飲ませてあげるといいでしょう。

生後6ヵ月を過ぎると外気浴のために外に出たり、首が座って動きが出てきたりするなど赤ちゃんの環境や運動機能の発達に変化があり、汗をかいて水分が不足するような状況が増えていきます。

水をそのまま飲むようになっても、メインの水分補給や栄養補給は母乳やミルク・離乳食になりますので、水の飲みすぎには注意をして母乳やミルクとのバランスも考えて与えていくといいですね。

内臓が発達するのは2~3歳ごろから

内臓機能が発達するのは2~3歳ごろだと言われていますので、それまでは内臓に負担がかかるpH値7.4以上のアルカリイオン水や硬水を飲むことは避けておくといいでしょう。

2~3歳になったからたくさん飲んでも大丈夫ということではなく、その後も与え方には注意が必要です。

いきなりpH値の高いアルカリイオン水を大量に飲むと、子どもの体に負担がかかることがあり、乳児期と同様に下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。

内臓機能が発達した2~3歳頃からも飲みすぎに注意することやpH値の高いアルカリイオン水は様子を見ながら飲むなど、注意点を守って飲むことを忘れないようにしましょう。

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では、赤ちゃんにあげてもいい、安心安全な水とはどのような水なのでしょうか?

赤ちゃんが飲み水として、またミルクや離乳食用として利用するために適した水を「pH値」と「軟水・硬水」の観点からお伝えします。

赤ちゃんでもpH値7.4に近い水ならそのままでも飲める!

赤ちゃんの体内も大人と同じくpH値7.4を保っています。そのためpH値7.4に近い水は赤ちゃんの体に負担が少なく、吸収されやすいためそのまま飲むことができます。

一方、ミネラル成分を多く含む硬水は赤ちゃんの内臓機能、その中でも特に消化吸収機能に負担が掛かります。体質やその時の体調によっては下痢や腹痛を起こす原因にもなり、赤ちゃんの飲み水としては適さないため注意が必要です。

硬水を赤ちゃんに飲ませたり、ミルクや離乳食に利用したりするのは避けましょう。

軟水・浄水は赤ちゃんのミルク調乳や離乳食にも最適!

内臓機能が未発達な赤ちゃんにとっては、ミネラル成分が少ない軟水・浄水は負担やストレスが少ないため、赤ちゃんの飲み水やミルク作り、離乳食に適しています。

ミルク作りに離乳食作りなど一日に何度も利用する水だからこそ、赤ちゃんに負担が少なく、安心安全なものを選ぶことは非常に大切です。

特にミネラル成分を多く含む硬水はミルク調乳の際に粉ミルクの栄養バランスも崩してしまうため、基本的には使用しないことをおすすめします。

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アルカリイオン水をそのまま赤ちゃんにあげると死亡する危険がある?まとめ

今回の記事ではアルカリイオン水をそのまま赤ちゃんにあげると死亡する危険があるのか、そして赤ちゃんに水を飲ませる場合の注意点などを解説させていただきました。

アルカリイオン水による赤ちゃんの死亡報告例はありませんが、pH値の高いアルカリイオン水や硬水は内臓機能が未発達の赤ちゃんにとって内臓の負担となり、下痢や腹痛を起こす可能性があります。

赤ちゃんの飲み水やミルク、離乳食に利用する場合はpH値が7.4に近いアルカリイオン水を選び、軟水や浄水を利用するなど赤ちゃんの負担が少ないものを少量ずつ与えて、水の選び方や与え方に注意しましょう。

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