日本の水道水は世界レベルで見ても高い衛生状態であるとよく言われますが、実は多くの「危険物質」を含んでいると知っていますか?
水道水に含まれるそれらの物質は、最低でも10分以上沸騰させることで安全に飲むことが出来るのですが、正しい手段・時間で煮沸させないと「危険物質」がかえって増えてしまったり、雑菌の増殖するきっかけになってしまうことがあります。
今回は、「水道水に含まれている危険物質」を詳しく紹介し、さらに水道水を安全に飲むうえで守るべき正しい沸騰時間を解説していきます。
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この記事を読むと分かること
- 水道水には発がん性物質などの危険な物質が含まれている可能性がある
- 水道水を安全に飲むためには、最低でも10分以上沸騰させることが必要
水道水にはどんな物質が含まれているの?
水道水には、複数の種類の成分が溶けこんでいます。
水道水の高い衛生状態を維持するための塩素以外にも、もともと水に含まれていた物質や、各家庭に給水されるまでの間に混ざった成分などが含まれており、中には人体に危険を与えかねない成分も含まれています。
【注意】あくまでも「水道水=危険」が直結する訳ではない
あらかじめ前置きしておきますが、水道水に人体に影響を及ぼす物質が含まれている、といってもその量は極めて微少であり「すぐにでも健康に影響がある」というわけではありません。
あくまでそれが積み重なってしまうともしかしたら健康を害する可能性がある、という程度であり、強い忌避感を抱く必要はないということを十分に承知しておいてくださいね。
水道水に含まれる危険物質とは?
さて、現在各家庭に給水されている水道水には、もちろん地域や家庭によって差はありますが、おおむね塩素やトリハロメタンなどの物質を含みます。
また地域や水道管の古さによっては鉛、塩化ビニル、アスベスト等を含む可能性もあります。
水道水におおむね含まれる物質
地域・古さによって含まれる可能性のある物質
水道水に含まれている物質というのは、その原水のクリーンさや水道管の通された時期に大きく依存します。
もともとの水が奇麗でなければその分飲めるようにするための工夫を凝らしているわけですし、水道インフラの黎明期と現在ではそもそも健康に関する規定や技術力が違います。
とはいっても人体に悪影響を及ぼしかねないレベルで「危険物質」が混ざっていたら、水道の供給自体ストップせざるを得ませんから、そこまでおびえる必要はないでしょう。
水道水に含まれるどの物質がどう危険なの?
残留塩素や鉄に関しては、においや着色の原因となることがなんとなくイメージできます。
しかし、それ以外の物質については具体的にどのような人体に対する影響があるのかわかりにくいですよね。
危険物質とその要因・症状
- 硫化アルミニウム・ポリ塩化アルミニウム:細かいゴミなどを取り除く効果
過剰摂取で腎臓機能の障害やアルツハイマー型認知症の原因に - 総トリハロメタン:原水を塩素消毒する際に発生する物質
発がん性物質であり、流産や肝臓・腎臓の機能障害の原因に - 鉛・アスベスト・塩化ビニル:水道管の材質
鉛中毒(脳機能の障害、腎臓障害)の原因、アスベストには消化器系の影響と発がんの可能性、塩化ビニルには性機能への悪影響 - 農薬・殺虫剤:原水に含まれている可能性
肝臓がん・子宮がんの原因 - 病原・寄生虫
「クリプトスポリジウム」のような塩素消毒では死滅しない寄生虫や、細菌などが水道水経由で広がる可能性
水道水を安全に飲むための理想的な沸騰時間とは?
実は水道水をそのまま飲むという人は案外少なく、多くの人が浄水器だとか、煮沸、炭を入れるなどといった手段を講じているようです。
浄水器や炭というのは、ろ過・吸収という点である種似通った行為だといえるかもしれませんが、煮沸という行為は若干異端であり、また古くからの知恵ともいえますよね。
水道水をやかんや鍋で火にかける。最近では電気ポットやケトルを利用する、なんて方も少なくはありません。
水道水の理想的な煮沸について
物質が沸騰時間の経過とともに減少していくのに対し、総トリハロメタンの一つであるクロロホルムは、沸騰させると5分間は元の量から3倍から2倍程度にまで急激に増加します。
そして沸騰開始から45分程度で限りなく0に近くなるまでに減少していくという性質があります。
そのため身体の安全を目的として水道水を沸騰させるのであれば、少なくとも10分以上沸騰状態を維持させておく必要がある、ということなのです。
水道水を煮沸する上での注意点とは?
水道水煮沸の上で気を付ける点といえば、やはり沸騰時間と安全上の対策でしょう。
沸騰させれば安心、というわけではなく沸騰開始からすぐに火を消してしまうのはかえって危険な物質を増加させる原因となってしまうことをしっかりと留意しておいてください。
また煮沸後の水の取り扱いについても注意が必要です。
というのも、沸騰してクリーンな状態になった水は雑菌にとって繁殖に最適な場所となっているためです。
密閉できる奇麗な容器に入れ、常温を避けてなるべく低い温度の場所で保管するようにしましょう。
健康に気を配るなら水道水は避けるべき?
赤ちゃんがいる家庭であるとか、高齢者がいる、あるいはそもそも水のおいしい地域ではないといった場合には、水道水をそのまま飲むことはおすすめできません。
しかし水道水をそのまま飲まない、といってもその手段は多岐にわたり、どうすればよいか悩んでしまうかもしれませんね。
安全な飲用水を確保するための手段としては、主に「水道に浄水器を取り付ける」「ミネラルウォーターを購入する」「ウォーターサーバーを導入する」の三択になりますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
その1:水道に浄水器を取り付ける
浄水器を取り付けるというのは割とメジャーな解決方法であり、費用を抑えながら飲料水問題を解決することが出来ます。
蛇口に取り付けるタイプや工事を必要とするタイプ、ポット一体型のものなど種類が豊富で、家電量販店などでも安価に販売しており、手軽に使用開始できるという点が魅力的なのですが、定期的なフィルター洗浄・交換が必要です。
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その2:ミネラルウォーターを購入する
ミネラルウォーターを購入することは、最近では通販サイトなどで定期購入することも可能でより手軽さが増したようにも思えます。
定期購入すると配送業者任せとなり重たい水を持ち運ぶ手間がなくなる反面、資源ごみの分別だとか、消費期限を気にしたりそれなりの置き場所が必要だったりとデメリットも若干多めです。
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その3:ウォーターサーバーを導入する
ウォーターサーバーを導入することのハードルは最近急激に下がってきて、最近では学生の一人暮らしでも手が届くような値段で快適に使用できるようになりました。
おいしい水を快適に使用できるという大きなメリットもありますが、水の代金や設置場所、電気代などのコスト面がやはり大きな課題であると言えるでしょう。
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今回は、水道水を沸騰させることで得られる効果や、理想的な沸騰時間を紹介してきました。
水道水について情報を収集していると「危険な物質が含まれている」といった不安をあおるようなものが多く、どうにも水道水が恐ろしいもののように感じてしまいます。
家族のために、あるいは自分自身の快適な生活のために飲み水について考えれば、浄水器、ウォーターサーバー、ミネラルウォーターの中からおのずと最適なものが選べるもの。
今一度、自分や家族の生活を振り返って飲み水を選んでみるのはいかがでしょうか?
本記事の作成における参照元
- 厚生労働省 | 水質基準の見直しにおける検討概要
- 厚生労働省|水質基準項目と基準値(51項目)
- J-STAGE|環境科学|15巻(2005)1号|煮沸による高度浄水処理水のトリハロメタンおよび全有機ハロゲン(TOX)濃度の変化
- J-STAGE|環境科学|9巻(1999)1号|種々の加熱条件下における水道水中の残留塩素, トリハロメタン, 2-メチルイソボルネオール濃度変化